ABAについて
行動の前には必ずきっかけがあり、行動の後には必ず結果があります。
ABAでは、行動の前の環境設定で行動が変化し、行動の後の結果がその後の行動の増減に深く関わりがあると考えます。
行動の前後の環境を工夫することで、不適切な行動を減らして、適切な行動を増やすことができます。
叱責や不適切行動の指摘等ではなく、たくさんの「できた!!」「やったね!!」の気持ちを支援者とお子様が共有できることで、
自己肯定感を削ぐことなく様々なスキルを獲得することができます。
以下つみきの会のホームぺージより引用させて頂きます。
ABAは日本語で「応用行動分析」(Applied Behavior Analysis)と言います。
1930年代に米国ハーバード大のB.F.スキナー博士が創始した、人間や動物の行動に関する科学である行動分析学の成果を、人間社会の様々な問題の解決のために応用するものです。
障害児療育法としてのABAは、その子の増やしたい具体的な行動(目合わせ、模倣、発声など)を、最初は「プロンプト」と呼ばれる手助けをして促し、それができたら、すばやく本人にとって好ましい刺激(これを「強化子」と言います。
おもちゃやお菓子、ほめ言葉、好きな活動などです)を与えて強化する、という方法を取ります。